2010年4月18日日曜日

measurement & evaluation

measurement & evaluation 測定と評価

measurement
穴埋めテスト、5択選択回答形式テスト、IQテスト、偏差値
→ これって、何を測定しているの? 数字処理能力? 空間認識能力? 記憶力?
→ これって多くの能力の一部でしかないものではないの? それで人の能力のできる、できないやつと上下をつけて、選択していくための数値でしかないのではないか? 何を見たいのか?

evaluation 評価
 教育目標を「何ができるようになるのか」に設定したうえで、それができるようになったら100%目標達成、60%達成だとしたら、あと残り40%を達成をするのに何をしたら良いのか、なぜ60%しかできないのか、という教育の見直しにつながる。

スペイン語の授業では以下の具体的教育目標を設定

前期で、自己紹介ができる、学校の授業、先生、クラスの様子、クラスメートの様子などについて話すことができる、数字を使えるようになる、週末に何をするのかを話せるようにする
後期で、何をするのかを話せるようになる、家族の紹介、何をしてるか、どこに住んでるかを話せるようになる
→ 言葉という道具を使ってコミュニケーションを行える力をつける

実際、全員、話せるようになります。これは、毎回、表現を繰り返しながら、その量を増やしていってるためで、話せるように話す回数を全員がとっているためです。自然に話せるようになってるため困難を感じませんが、これはそのような授業をしているためです。英語は中学、高校で1000時間程度学習してますが、スペイン語は一年で60時間です。最後にスペイン語で話したことと同じ内容を英語で話させてみますが、ほぼ、でき具合は同じ程度です。

作文については、コピーするだけ、と評価する学生がいますが、内容が分からなければ、学習した内容の文章を切り貼りして、それぞれの作文を作成することはできません。自分がそれほど、内容を理解するようになっているのを気づかず、作文は表現をコピーするだけ、とバカにしている学生がいますが、自分が内容を理解するようになっている達成度すら理解してないほど、自然にスペイン語ができるようになってます。もちろん、これは学習した内容という限定ではあります。一年間でA4 4,5ページの作文をします。英語でそこまでできますか?人生のうちの1000時間もやってきて。

異文化理解論での目標は → いろいろな背景を持った人たちと同じ場所でかかわり合い、やりとりができる力を養う という目標のもと、
自分の意見を要点よく表現する力 (毎回、調べものをして、意見を的確に書いて提出、ライティングの練習、プレゼンテーション、グループディスカッション、)などを実施している。自分の意見をまとめる練習、主張する練習、人に分かり易く効果的に発表をまとめる練習を授業中に行います。

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